秋野菜の豚肉巻き天ぷら - 2011.09.21 Wed
秋野菜の豚肉巻き天ぷら
秋野菜と豚肉の天ぷら。簡単なのにおもてなしにもなる一品です。
豚肉に下味を付けているので、そのままでも美味しく頂けますが、山椒塩を添えてお勧めしましょう!
若い方には、フライにして頂いてもボリューム満点のガッツリメニューに変身です。
手前の水玉の器は「半磁器」の自作の器です。
半磁器とは、陶器と磁器の間の風合いを持った器で、特別の土を使い、ろくろ作陶には向きません。
次回、「半磁器シリーズ」をご紹介しますね。
〔材料〕
なす(小ぶりの物) 1本
エリンギ 2本
人参 適量
三度豆 16本
豚しゃぶしゃぶ肉 16枚
(A)ポン酢・醤油 各小2
おろし生姜 1片分
胡麻油 少々
(B)溶き卵 1ヶ分
小麦粉 1カップ ☆ 天ぷら粉でもOK!(卵は不要です)
冷水 120~150cc ☆ 水の代わるに炭酸水を使うとカラッと揚がります。
揚げ油・山椒塩・レモン
〔作り方〕
① ボウルに豚肉と(A)を入れて手で揉み込み、10分ほど漬け込む。茄子とエリンギは巻き易い大きさ
に8本ずつ切る。三度豆・人参は16本ずつ切る。
② ①の豚肉の汁けをかるく切り、1枚ずつ広げて茄子・人参・三度豆1本ずつを手前に置巻きつける。
エリンギ・人参・三度豆も1本ずつを手前に置き巻きつけて、手で握って形を整える。残りも8本ずつ
巻く。全体に軽く小麦粉をはたく。
③ (B)をさっくり混ぜあわせ、②の豚巻きに衣を絡めて中温の油で揚げる。山椒塩・レモンを添える。
ちょっと知りたい野菜の基礎知識
≪なす≫
・なすは「秋なすは嫁に食わすな」「一富士二鷹三なすび」などと諺にも使われ程、歴史の古い野菜
です。奈良時代「東大寺正倉院文書」にも、なすを献上した記載があります。
・炭水化物(糖質)が中心で、なすの紫色はアントシアニン系のナスニンによるもので、抗酸化作用が
注目されているポリフェノールの一種で動脈硬化や老化防止等の効果が期待できます。
また、アルミニウムや鉄イオンなどの金属と反応すると、鮮やかな黒紫色になるので、ぬか床に古釘
やミョウバンを入れます。これは、先人の知恵と言えるでしょう。黒豆を煮る時に古釘を入れるのも同
様です。
・副腎皮質、肝臓などにも存在する機能性成分コリンも含まれ、血圧降下・胃液分泌促進・肝臓の働き
を良くする、強壮、興奮作用もあります。
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