お嫁入り道具の百人一首と大好きな和刺繍袱紗 - 2012.11.11 Sun

お嫁入り道具の百人一首と大好きな和刺繍袱紗
去年から着付けを初めて、余裕があるときはお出かけにお着物を楽しむようになりました。
子供頃、母のお着物の身八つ口から指先を忍ばせ、柔らかい肌に触れるのが大好きでした。
あの暖かさが懐かしく思い出されます。
この写真のお袱紗は私の宝物の一つ。
絹の色合いの上品な美しさが、派手かと思われる桃色も乙女心を掻き立ててくれます。
刺繍はお着物に施される和の絹刺繍です。
桐箱は趣のある百人一種が納められています。
お袱紗に持統天皇と天智天皇の歌を添えてみました。
大家族で育った私ですが、食事はいつも家族全員で頂きました。
そして、器は作家物の素敵なものが食卓を彩っていたように思います。
無類の器好きも幼いころからの礎があるのでしょう。
今こうやって「せんの会」をさせていただける幸せに感謝して
これからも、お料理ばかりでなく
日本の伝統の素晴らしさもお伝え出来ればと願ってやみません。
百人一首
