春の息吹き 「蕗の薹・こごみ・タラの芽」 - 2013.04.10 Wed

春の息吹き 「蕗の薹・こごみ・タラの芽」
昨日アップさせていただいた 「ピンチョスこごみの生ハム巻き」
この季節 春の芽吹き物を是非召し上がって頂きたいと思います。
今日は 「旬の山菜」 を少し詳しくお伝えしたいと思います。(写真左から蕗の薹・こごみ・タラの芽)
山菜には解毒効果もあり、肝臓の働きを助け身体の中から綺麗にしてくれます。
ほろ苦いアクの成分はポリフェノール 動脈硬化やアンチエイジングにも効果が期待できます。
苦みは油と一緒に調理することで、口の中の味蕾(味を感じる部分)をカバーし、まろやかな
苦みに変えてくれます。



ちょっと知りたい野菜の基礎知識
蕗の薹 蕗の根茎から生え出る花茎。香りと苦みが珍重される早春の代表的な山菜。
(キク科) ふきより栄養価が高く、ミネラル・植物繊維が豊富。旬は2~3月。
天ぷらや刻んで汁の実、ふき味噌などに調理しましょう。
天ぷらをする時は、がくを開き花の部分を良く揚げることで程よい苦みになり美味しい。
こごみ 草ソテツの若芽で、ぜんまいに似たくるりと巻いた外観が特徴。
(オシダ科) アクがなく、いくぶんぬめりがある。旬は4~5月。
さっと茹でて胡麻あえ・くるみあえ 炒め物など
タラの芽 たらの木の若芽で、うどに似た風味があり、アクは少ない。
(ウコギ科) 最近は天然物より促成栽培物が多く12月頃から出回る。旬は3~4月。
天ぷらやサッとゆでておひたしに
春の山菜の天ぷら はほろ苦く、春の息吹きを感じさせてくれる季節の献立、是非作ってみて下さいね!

春のアンティパストの中央は ピンチョスこごみの生ハム巻き
