2017-10

オクラの花 - 2011.09.07 Wed

okura

オクラの花 (アオイ科)

和食に欠かせないい存在のオクラ、でも原産地はアフリカ東北部
ハイビスカスと同じアオイ科で、野菜のなかでは最も美しいお花とも言われています。

私がオクラと出逢ったのは、小学校の頃、野沢温泉の鳩車の民芸物を作っておられた「鳩じいさん」の
お宅のお庭でした。その時、野沢菜を温泉のお湯で洗っている農家のおばあちゃん、籠の中温泉卵を
楽しみにのんびり眺めていたのどかな光景には硫黄の香りが漂っていたことを鮮明に覚えています。
それより何より、忘れられないのが温泉に気持ち良く浸かっていたお猿さんたちですが・・・

後に、あの「野沢菜」が大阪伝統野菜の「天王寺蕪」であることを知り、自然の齎す営みに感動した
ことを覚えています。
野沢温泉のお寺の住職が天王寺蕪の種を持ち帰り植えたところ、茎葉のみが成長し、漬物にして「野沢
菜」
となったそうです。

さて、今日はオクラの花を 「和歌山橋本」よりの朝採りの八百屋さんで求めることが出来ましたので、
調理してみました。

まず、がくと雄蕊・雌蕊を取り除き、サッと茹でて、お浸しに。

茹でるとこんなにあくと色素が出て、透明の湯が色付きます。また、オクラの実と同様のぬめりが出ます。
このぬめりは、ペクチン・ガラクタン・アラバンなどの多糖類の混合物で、そして、この粘質物植物
繊維は整腸作用やコレステロールの低下作用、血糖値の急激な上昇を抑制するなど、生活習慣
病に嬉しい野菜です


okura2

茹でたあと、お吸い物より少し濃いめのおだしに付けて、色止めのため、冷水に放ち完成。

okura3

生食も可能なので、「大山地鳥と野菜のミルフィーユ仕立て バルサミコソース添え」に可愛く
添えてみました。お子様ランチ気分でフラッグも愛らしく。

tori

器はもう随分前に作った丸平皿。釉薬の遊び心と少し不揃いにカットした丸型が楽しい器です。


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プロフィール

生山久陽

Author:生山久陽

野菜ソムリエ協会認定料理教室
ベジフルクッカリー講師

たった4人のお友達とはじめたお料理教室「せんの会」。
ご紹介だけで輪が広がって、老若男女さまざまな方々に支えられて、和やかに集える憩いの場となっています。

せんの会は家庭料理の大切さや、おもてなしの楽しみを多くの方々と共有したいという思いからレシピを公開しております。
営利目的でのご使用や無断転載はご遠慮下さい。

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